サッカー&バスケットボール秋合宿報告⑥

合宿を終えて 

 今回の合宿には約70名の子どもたちと15名のリーダーが集いました。天気にも恵まれ、素晴らしい環境で合宿を行うことができ、選手・リーダーのみなさんにとって最高の思い出がたくさんできましたね。
合宿で学んだ多くのことを、これからも日々の活動の中で活かし、さらに磨いていきましょう!

先日、11月20日は「世界こどもの日」でした。
すべての子どもに人権を保障する初めての国際条約『子どもの権利条約』が、1989年11月20日に国連総会で採択され  、30年になります。
子どもの権利条約では「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」の4つの柱が示されています。
日本に住む私たちにとって上記4つの柱は、当たり前のこと、当然のことと解釈する人が多いかもしれません。

実際はどうでしょうか…?

世界では、年間560万人が5歳の誕生日を迎えられずに亡くなっています。5.6秒に1人の5歳未満児が命を落としている計算です。
小学校に通う年齢の子どもの11人に1人は小学校に通えていません。
世界で1億3000万人(約3人に1人)の13歳から15歳の子どもが、いじめを受けています。
児童労働に従事する子どもの数は世界で1億5200万人います。そのうち7300万人は危険な仕事についたり、身体に害を及ぼす環境で働いています。

私たちが日々、YMCAでサッカーやバスケットを思いっきり楽しむことができることは、“当たり前”ではありません。

選手のみなさん、リーダーが最後にお話ししたことを覚えていますでしょうか?
家に着いたら、まずするべきこと、伝えるべきことは上手にできたかな?
そして、合宿が終わった今もそのことはしっかり胸の中に持っていますか?

リーダーたちはみなさんがYMCAで大好きなお友だちやリーダーと思いっきりスポーツを楽しむ中で、人として成長していくことを心より願っています。

これからも一緒に頑張っていきましょう!

子どもたちを温かく送り出してくださった保護者の皆様、ご交流いただいたチームの皆様、ご協力いただいたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。
今後とも、滋賀YMCAのサッカー・バスケットボールクラスの選手の活躍にご期待ください!


滋賀YMCAスタッフ 國宗賢太郎

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