わくわくアクションクラブの9月プログラム報告

 わくわくアクションクラブ9月プログラムは第二なぎさ公園(守山市)にて、砂遊びをしました。今回も緊急事態宣言の延長により現地集合解散になりました。送迎等のご協力ありがとうございました。前日までは台風の影響で風が強かったですが、当日は気温も低くならず、心地よい風に吹かれながらプログラムを実施することができました。
 また、当日子どもたちが思った以上に琵琶湖の水に濡れてしまい、洋服や靴が砂だらけになってしまいました。お家に帰ってからの片づけが大変だったかと思います。こちらもご協力頂きありがとうございました。
 集合後、集合場所から公園の砂浜まで徒歩で移動しました。砂浜に到着後、子どもたちにはお馴染みになってきたチームキャラクターのあくちゅんから「みんなが砂で作った作品を見てみたい!グループのみんなで素敵な作品を作ってね!最後にグループで前に出て、あくちゅんにどんなものを作ったか発表して教えてほしいな!」とお願いされた子どもたち。「分かった!」とやる気満々でした。
 その後は、少し早めですがお昼ご飯を食べました。早く砂遊びがしたい!と砂浜に走っていく子もいましたが、少し砂を触って満足し「ご飯の後にも砂遊びがいっぱいできるよ」と伝えると、気持ちを切り替えてお昼ご飯を食べていました。砂浜にアリがたくさんいて気になり、なかなかご飯が進まない子もいましたが、何とかお腹いっぱいになるまで食べることができました。
 お昼ご飯を食べるとお待ちかねの砂遊びの時間です。リーダーの「砂遊びに行こう!」の声かけを聞いて砂浜に駆けていく子どもたち。琵琶湖からの波にも「キャー」と歓声を上げながら近づいて行っていました。実際に砂を触ってみて、「琵琶湖の砂、あたたかい/冷たい」「さらさら!」と子どもたち自身から気づき伝えてくれる姿も見られました。グループごとに砂を使って泥団子やお城づくり、川づくりや谷堀りを一生懸命に工夫して行っていました。作っている最中にも「水をかけると砂が固まるよ!」「砂をたたくと固まる!」など新しい発見をしていました。作ったお城などのデコレーションに水草や貝殻を拾ってくることで砂以外の自然にも触れることができました。貝殻の色の差に気づいた子もいました。砂遊びを通して「僕は貝殻集めてくる!」など自然に役割分担をして作品を作ったり、「○○貸して」など自分からお友だちに話しかけて物の貸し借りをしたりする姿が多く見られました。
 砂遊びに使う水を琵琶湖に汲みに行くときに、靴を脱ぐより先に水に入ってしまったり靴は脱いでいても濡れることを気にせずに琵琶湖に入っていって洋服が濡れたりしていましたが、気にすることなく大喜びで水にも触れていた子どもたちでした。砂遊びが進んでいくと、砂が気持ちよくなったのか砂浜に寝ころんで全身で砂を感じていたグループもありました。
 今回は最後に全体の前で発表があるので、振り返りの時間にどのようにして発表するかもグループみんなで考えていました。あっかーグループはクイズ、ちっちグループはインタビュー、なびグループは新聞を使って発表してくれました。恥ずかしがる子や少し緊張する子などそれぞれでしたが、頑張って前に立ち発表してくれる姿が見られました。
 今月が前期最後のプログラムだったので、前期のグループで過ごす最後のプログラムでした。前期のプログラム・グループの振り返りも行いました。「○○であそんだ」「△△に行った」など前期でどんなことをして遊んだかを振り返る良い時間になりました。「〇〇グループ楽しかった!」「離れたくない!」という声も聞こえました。
 前期を通して、初めはリーダーやお友だちに自分から話せなかった子も自分から話せるようになったり、緊張がほぐれ少しおどけてみたり、少し怖いけどお友だちと一緒だからやってみる!と何かに挑戦したり、と一人ひとり様々な成長を見せてくれました。自然に対しても、初めはリーダーからの声かけで様々なことに気づいていた子どもたちも、回を重ねるにつれて自分から気づいたことを伝えてくれることが増えました。後期も一人ひとりに寄り添い良いところを伸ばせるような、そして自然の中で過ごす楽しさや面白さを伝えられるようなプログラムを作っていこうと思っております。

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