アドベンチャー in Natureの3月プログラム報告

 3月プログラムは国立曾爾青少年自然の家にてファイナルキャンプを行いました。今年も幼児さんから中高生までの4つの野外チームが集まり、共に活動しました。アドベンチャー in Natureチームは、「We are アドベンチャーin Nature」のねらいのもと、1年間の活動を振り返り、チームが1つになることを目標に活動しました。曾爾高原の山焼きのため、安全面を考慮し主に室内でのプログラムに変更いたしました。しかし、レクリエーションや、全チームが1年間の活動を全員に伝える“ジャンボリー(成果発表会)”を通じてグループや男女の垣根を越えて1つのチームになりました。
 初日、各集合場所から奈良県の曾爾高原に向かって出発し、西堀榮三郎記念探検の殿堂で全員が合流しました。バス内では、リーダーからのクイズやゲームといったレクリエーションを行いました。長距離の移動でしたが、自然と会話が生まれ、メンバーそれぞれが楽しもうとする様子が見られました。
 曾爾高原に到着すると昼食をとり、フォトフレームを作りました。この日は、メンバーそれぞれが写真を選び、段ボールを切り貼りし、思い思いに装飾しました。グループを超えて相談し協力する姿も見られ、それぞれ個性がでたフォトフレームが完成したと思います。
 皆勤・精勤の表彰式と夕食の後、ナイトプログラムを行いました。中高生と合同の新しいグループでのゲーム大会です。これは、中高生とアドベンチャー in Natureとの交流をねらっています。中高生のお兄さんお姉さんはリーダーシップを発揮し、アドベンチャー in Natureの皆もコミュニケーションをとりながら楽しんでいる様子が見られました。夜は、ジャンボリーの準備とリハーサルをした後、男女別々の部屋に分かれて就寝しました。
 二日目は、ジャンボリーが行われました。メンバーは、前日のリハーサルの反省を生かし、台本作りや練習に励み本番に挑みました。発表のスライドと音楽に合わせてグループごとに一年間の活動を発表しました。各月のプログラム、起こった出来事、印象に残っているエピソードなどをメンバーそれぞれが考え、伝えることができました。発表後、チーム全員で達成感を分かち合いました。
 この後、体育館でレクリエーション大会を行いました。戦略性のあるゲームを多く行いました。声を掛け合う姿や、ジェスチャーを他のお友だちに伝えようとする姿が印象的です。全員が自分のグループの勝利のためにコミュニケーションを多くとっていました。最後に一年間の活動をまとめたスライドを見て、コールをしました。5月から1年間続けてきた「We are アドベンチャーin Nature!!」のコール。最高でした。帰りのバスでも、ゲームやクイズで盛り上がり、チーム全体で最後の時間を楽しめました。
 1年間、チームアドベンチャー in Nature に参加してくださりありがとうございました。私たちは「1から1つに」という年間のねらいの元、新しいチームで1歩ずつチームが1つになることを目標に活動してきました。このご時世でなかなか思うように活動できず、なかなか全員がそろうことは難しかったです。しかし、最後にはグループや男女の垣根を越えて1つになれたと思います。来年度も、子どもたちが安全に活動し、成長のきっかけを与えられるような楽しい活動をしていきたいと思います。1年間ありがとうございました。

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