わくわくアクションクラブの3月プログラム報告

 わくわくアクションクラブ3月プログラムは国立曽爾青少年自然の家(奈良県)にて、宿泊プログラムを行いました。初めてのお泊り、昨今の社会情勢等心配なことも多々あったとは思いますが、ご参加いただきありがとうございました。大きなけがや体調不良なく、プログラムを終えることができました。
【1日目】
 各駅で集合後、草津駅・近江八幡駅から貸し切りバスに乗って、プログラム地に向かいました。バスの中では、リーダーやお友だちと一緒に手遊びのような楽しいゲームをしたり、行き先はどんな所だろうと話したり、どのベッドで寝るかの相談などわくわくする気持ちを高めながら向かいました。また、2日目の午前中に『ジャンボリー』という各チームの年間プログラム紹介の時間があるのですが、その発表の内容をグループごとに考えてもらう時間も取りました。くじ引きの結果、りんグループ→7月・めるグループ→10月・あっかーグループ→1月プログラムを発表することになり、どんなプログラムをしたか思い出しながら発表内容を考えました。途中のサービスエリアで昼食をとり、無事予定時刻にプログラム地に到着することができました。
 到着後は、さっそく現地にて「宝探しハイキング」を行いました。曽爾高原を含めた野外で行う予定でしたが、年に1度の山焼きが行われていたこともあり、安全面を考慮し施設内と安全が確保された野外でのプログラムとなりました。8つのミッション場所が書かれた地図を見ながら、ミッションを探しクリアしてシールを集めるというものでした。ミッションは今までのプログラムを思い出すものやお友だちと協力するもの、五感を使って自然を観察するものなどで、「○○だったね!」「こうしたらいいんじゃない?」などグループで力を合わせてクリアしていました。
 その後は、皆勤賞精勤賞の表彰式を行いました。表彰をされた子は、名前を呼ばれるととても嬉しそうに立ち上がり、誇らしげに賞状を受け取っていました。
 夕食時は、ちょうど食堂から山焼きが良く見えたこともあり、「すごい燃えてる!」と外を見ながら夕食を食べていました。
 夕食後はジャンボリーの練習をチーム全体で行った後、就寝準備の時間です。シーツを敷いたり、着替えや歯磨き・お弁当箱や水筒洗いなどやることはたくさんありましたが、お友だちと協力したりリーダーに手伝ってもらいながら無事に準備を終えていました。時間が余ったグループはお部屋でかくれんぼをするなどして楽しむ様子も見られました。
 お休み前に集まってしっとりと「にじ」を歌い20:30に消灯、どのグループもすぐに静かになりぐっすり眠ることができていました。
【2日目】
 朝は6:30に起床し、すぐに着替えや荷物の整理を行いました。その後は、朝食を食べました。どの子も野菜はあまり進んで食べてはいませんでしたが、「1口はチャレンジしよう」「(いくつか野菜メニューがある中で)どちらかは食べよう」「リーダーはこれ好きだな!」などと声をかけると頑張ってチャレンジしている姿も見られました。
 その後は、1日目より練習していたジャンボリーの本番です。練習の時より大きな声を揃えることができしっかりと立って、他のチームのお兄さんお姉さんたちに発表することができていました。他のチームの発表も写真を見て「かっこいい」「すごいね!」「わたしもこんなこと出来るようになるかな」と興味津々に見ている姿もありました。
 ジャンボリー後は少し外に出てリレーをして体を動かしました。中高生のグレートネイチャーチームの子たちも参加してくれ、他チームとの交流もしながらリレーを楽しむことができました。ちょうど終わったころに、雪が降ってきたので室内に戻り、各グループ好きな場所で振り返りやゆっくりと過ごす時間にしました。顔を合わせて自由に過ごせる最後の時間をゆっくり過ごすことができました。
 昼食後は、施設の方に挨拶をした後バスに乗って帰路につきました。
 今年度のプログラムが終了しました。リーダーと共に子どもたちにどうなってほしいか・どんな風に自然と関わってほしいかを考え、プログラムを組み立て実施しました。この1年を通して子どもたちはそれぞれに成長する姿を見せてくれ、とてもうれしく思います。来年度は1つ学年があがり、小学校に上がるお友だちや園で最高学年になるお友だちなど、それぞれがまた一つ新しい世界に飛び出していくことと思います。その先でもわくわくアクションクラブでやったこと・チャレンジしたこと・感じたことを思い出し、様々なことに挑戦してくれると幸いです。1年間ご参加いただきありがとうございました。

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