アクティブ・ネイチャー・フレンズチームの6月プログラム報告

 アクティブ・ネイチャー・フレンズの6月プログラムは、多賀町の滋賀YMCA風の谷キャンプ場でニホンミツバチの巣箱づくりを行いました。今月は「お友だちのことを深く知るために、お互いの話を聞き、グループの仲を深めよう!!」、「ミツバチの知識を深めて、自然の恵みに感謝しよう!」の2つを目標としました。前日の雨で水たまりもありましたが、天気に恵まれ自然を感じながら活動することができました。

 まず、各駅から近江八幡駅に集合しバスで風の谷キャンプ場へ出発しました。バスの中ではリーダーからのゲームや、歌を歌いがら楽しく移動しました。

 キャンプ場につくと、ミツバチ観察と巣箱づくりを行いました。キャンプ場を少し登ったところにある巣箱には数千匹のミツバチが住んでいます。グループごとに防護服を来て、巣箱の様子を観察しました。子どもたちはミツバチの羽音や巣箱に夢中でした。ハチミツができる仕組みや群れがどのような活動をするのかなど疑問を感じながら観察をしていました。また、キャンプ場に置いてある分蜂用の重箱式巣箱の観察も行いました。ミツバチにとって快適に暮らせる工夫について考えました。

 巣箱づくりは、グループ全員で協力して行いました。工具で木材を固定しハチの巣を固定する金属の線をつけます。その後、蜜蝋を塗り、木をバーナーで炙り完成です。工具を使う時には、木材を抑える姿や、それを応援する姿など、思いやりをもった行動が多く見られました。

 午後からは、風の谷キャンプ場の生き物を探すビンゴ大会を行いました。虫や植物を見つけ、見つけたものでビンゴを行います。キャンプ場の地図を見ながらどこへ移動するか話し合う様子が見られました。キャンプ場内の池を一周したり、広場で遊んだりしながら、生き物を見つけてはお友だち同士で共有する姿が見られました。

 キャンプ場での生き物探しの後は、万歩計の歩数の発表です。今月は風の谷キャンプ場を探検した歩数で、5グループ合計で14781歩(約6.7km)でした。

 歩数の発表の後は、ANFアワードの発表を行いました。今月のANFアワードは「お友だちとたくさん相談することができた」グループに贈られます。今月のANFアワードは、みんなでキャンプ場を探検し声を掛け合いながら協力して巣箱を完成させた、にこグループが受賞しました。

 ANFアワードの発表後は6月のお誕生日のお友だちをみんなでお祝いしました。

キャンプ場を出発する時間となりましたが、子どもたちはキャンプ場からバスに乗るまでの道のりでもアカハライモリを発見するなど、最後まで自然を感じながら活動をしていました。

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