アドベンチャー in Natureの11月プログラム

 アドベンチャーin Natureチームの11月プログラムは、甲賀市にある水口スポーツの森キャンプ場でテント泊を行いました。今月は、寒さを吹き飛ばす冬の野外料理に挑戦したり、9月プログラムで習得した、本結び、もやい結び、巻き結び、自在結びなどのロープワークを使って、グループで考え自分達の役に立つものを作ることに挑戦しました。また、みんなが宿泊するドームテントを立てたり、夜はキャンプサイトをナイトハイクをして過ごしました。今回はテント泊3回目ということもあって、テント設営や野外料理をする手順にも慣れてきて、素早く行動することができたと思います。

 ひろグループは、自分達の役に立つものをグループで考え、ビニールシートを使ってタープ(屋根)を作りました。どこにロープを張ったらうまく入り口にタープを作ることが出来るのか、グループで考えたり、スタッフのリーダーに教えてもらったりして、なんとかタープを作ることができました。

 ココリーダーのグループは、今回リーダーとお友だち2人だけのグループだったのですが、ふじリーダーときこりんリーダーがグループに加わって、野外料理をしたりロープワークをしたりしました。グループで役に立つ物は、テントの近くにタープを作りました。人数が少なくてポールを支えたり、ロープを張ったりするのに苦労しましたが、スタッフのリーダーたちの助けを借りてタープを作ることができました。

 なびリーダーのグループは、グループで役に立つ物をいろいろと考えて、ブランコを作ることにしました。ロープはそれぞれが持ってきたロープを「テグス結び」を使って連結させ、木登りが得意なお友だちが木に登ってロープをかけ、ブランコの座る部分は拾ってきた木材を使ってブランコを作成しました。キャンプ場にある木と自分達のロープの強度には少し不安がありましたが、ソロリと乗ってみるとちゃんとブランコとして機能していたようでした。みんなで作る工程を楽しめました。

 野外炊事は1日目の夜に、メスティンを使った鶏の炊き込みごはんと豚汁を作りました。豚汁は子どもたちにも大好評で「こんなに美味しいの作れると思わなかった」「YMCAで食べたもので一番おいしい」など大変喜んでいる様子が見られました。炊き込みごはんもみんな上手に炊けてみんな満足でした。2日目の朝ご飯はホットドックを美味しくたべました。昼食はパスタを作りましたが、これは少し難易度が高かったようです。

 2日目はキャンプサイトの地図を作ったり、ロープワークの使い方として1人1つずつ、ペットボトルホルダーを作りました。簡単なロープ結び方とカラビナをつけて格好いい仕上がりになりました。これからのプログラムにもみんな持ってきてくださいね。2日間のキャンプで主にロープワークを中心としたプログラムを展開しましたが、子どもたち同士で結び方を教えあったり、協力する姿をみることができました。便利なものを作るときにはグループのみんなで一つのことに取り組もうとする姿も見られました。

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