アクティブ・ネイチャー・フレンズチームの12月プログラム報告

 アクティブ・ネイチャー・フレンズの12月プログラムは滋賀県野洲市の三上山で山登りのプログラムを行いました。

 今月は「グループのお友だちに目を向け、助けようとする気持ちを言葉や行動にしてみよう!」と「様々な木に着目し、葉の色や散り方の違いについて知ろう!」の二つを目標に掲げ、プログラムを行いました。

 急に寒くなり、お天気も曇り空の中でしたが、子どもたちは元気に駅に集合しました。それぞれの集合駅から電車に乗って野洲駅まで向かいます。そこからバスに乗って三上山登山口近くの御上神社に到着しました。グループごとに登山口まで向かい、いよいよ山登りのスタートです。ちょうど紅葉の時期なので、今月は山登り中の紅葉している葉や散っている葉、散っていない葉に着目しながら山登りを行います。どんな色の葉っぱが落ちているのか、どの色の葉っぱが多いのか、それぞれのグループで予想しながら出発しているグループもありました。山登りが始まると最初は緩やかな登りなので、子どもたちもさくさく歩いていたのですが、途中から急に登りがきつくなり、階段の道が多くなりました。段々と歩くのに疲れてきた様子でしたが、子どもたち自身から「がんばろう!」などの声が出てきており、グループのお友達同士で励ましあいながら登っていました。しばらく歩くと「割岩」というところに到着しました。「割岩」とは大きな岩が半分に割れており、その間を一人がやっと通ることができる場所です。この岩の間を通り抜けて山頂への登山道へ向かいます。子どもたちは割れた大きな岩の迫力に驚き、楽しみながら割岩を通り抜けていました。割岩を抜けると少し岩場の道に変化します。少し高い岩の段差もあり、手も使いながら登る箇所もいくつかありました。そういったところでは子どもたち同士で手を差し出し合い、応援しながら登りました。そうしてグループで協力しながら登っていくと山頂に到着しました。山頂からは街並みの景色や琵琶湖が見え、子どもたちも興奮した様子で景色を堪能していました。山頂で昼食を頂き、次は下山です。今回は山頂から近江富士花緑公園に下山します。下山道は階段が多く、登りの疲労もあってか、かなり疲れた様子でしたが、それでもグループのお友達同士で「がんばれ!」と声を掛け合いながら下山している姿が印象的でした。無事に全グループ下山し、近江富士花緑公園で山登りの振り返りをしました。少し時間があり、グループごとに過ごす時間があったのですが、下山時の疲労を感じさせず、鬼ごっこをして走り回っている姿も見られました。

 最後に山登りの道中で紅葉している葉の色は何色が多かったかをアクティブ・ネイチャー・フレンズのみんなの前でグループごとに発表し、帰路につきました。

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