アクティブ・ネイチャー・フレンズチームの6月プログラム報告

 アクティブ・ネイチャー・フレンズチームの6月プログラムでは、滋賀県大津市にある仰木の棚田へハイキングに行きました。比叡山のふもとにあたる仰木の里にある棚田であり、静かな日本の農村風景が広がっていました。平安時代に開墾されたという長い歴史を誇る地域でかつ馬蹄形といったユニークな棚田のある仰木の里でプログラムを行いました。

 6月プログラムでは「グループのお友達とたくさん関わり、仲を深める!」と「棚田の自然を感じて探検しよう!」の2つを目標として掲げ、活動しました。アクティブ・ネイチャー・フレンズチームの新しいお友達から「ハイキングでのミッション」と「棚田でのミッション」が送られてきて、そのミッションを一つ達成するごとにパズルのピースが1つもらえます。そのパズルのピースを組み合わせていくと何かの絵が出てくるというプログラムを行いました。ハイキングでは、「橋の上で写真を撮る」「花を3種類見つける」「拍手リレーを2秒以内に行う」「つみきゲームを成功させる」の4つのミッションがありました。まだ出会って2回目のお友達もいる中、緊張しながらもお互い自己紹介しているグループやハイキング中にいろいろな花を見つけて30種類も見つけたグループもありました。おごと温泉駅から仰木の棚田までの片道約4kmの道のりをグループで楽しくミッションを行いながら、たくさんの自然を感じ、全員歩くことができました。ハイキング中には、「○○くん大丈夫?」と気遣う姿や、疲れているお友達の手を引いて歩いている姿も見られ、無事に仰木の棚田に到着することができました。

 午後からは、アクティブ・ネイチャー・フレンズチームの新しいお友達から、棚田のミッションである「生き物を3種類以上見つける」「大きな桜の木を見つける」「生き物の鳴き声を1つ聞く」「馬の蹄の形の田を見つける」「グループでオリジナルの写真を撮る」といった5つのミッションを行いました。午前中のプログラムを経て、緊張がほぐれているグループがたくさん見られ、「ここで写真撮ろうよ!」「こんな生き物見つけたよ!」など、グループのお友達とたくさんのことを共有することができました。ミッションのパズルのピースを集めて並べていくごとに、これは何の写真なのかをグループで考えたり、誰がパズルのピースを台紙に張るかを相談したりと、グループでパズルを完成させるという1つの目標にみんなで協力して行うことができました。また棚田の自然を全身で感じ、新たな発見1つ1つに対して積極的に興味を示している姿が多く見られました。

 ミッションも無事に行うことができ、アクティブ・ネイチャー・フレンズチームの新しいお友達からのパズルを全グループ完成させることができました。パズルの完成図には7月プログラムの行き先が記されており、来月のプログラムに対して楽しみにしている姿も見ることができました。また、今月から「ぽんくん賞」というプログラムをスタートさせました。グループでの協力を促すことをねらいとしており、プログラムの中で最もグループのみんなで力を合わすことができていたグループを表彰するという内容のプログラムです。すべてのグループでお友達を思いやる姿がたくさん見られましたが、今月は、特にグループのお友達の手を引いてハイキングをしている姿がたくさん見られた、おとグループがぽんくん賞を受賞することができました。プログラムの最後には、4月、5月と6月のお誕生日のお友達をみんなでお祝いしました。1人1人のインタビューでは、「将来なりたいもの」について発表している姿が見られ、チームのお友達について詳しく知ることができました。

 合計約7kmという長い距離のハイキングでしたが、全員で元気に楽しく歩くことができ、たくさんの笑顔が見られたプログラムとなりました。

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