アクティブ・ネイチャー・フレンズチームの11月プログラム報告

 アクティブ・ネイチャー・フレンズの11月プログラムは、滋賀県大津市の堂山にて登山のプログラムを行いました。
 今月は「他のお友だちに目を向け、手を差し伸べられるようになろう!」と「高い山に挑戦し、達成感を味わおう!」の二つを目標に掲げ、プログラムを行いました。天候が心配されましたが、気温も低すぎず、登山日和となり元気いっぱいに登山をすることができました。
 各集合駅から石山駅に集合し、バスに乗りアルプス登山口まで行きました。バスを降りたらいよいよ登山の開始です。歩き始める前には各グループ準備体操や歩く順番など話し合いの時間を取っていました。歩き始めると道の脇に植えてある木から風によって葉っぱが落ち、子どもたちは「リーダーきれい!」や「紅葉しているね!」などの報告をしていました。途中、川の上を大きめの石を使って渡る際に、手を差し伸べ手助けをしている姿も見られました。また、山道でも「ここに足を置いて登れば上がりやすいよ」といったお友だちを気遣う声掛けも耳にしました。グループのお友だちと協力して登るとようやく山頂にたどり着きました。山頂では「やっほー!!」とやまびこをしているグループや水筒を使って乾杯しているグループも見られました。さらに、らっくんから山頂で各グループのポーズを考えて写真を撮るようにお願いされており、思い思いのポーズで写真を撮りました。どのようなポーズで写真を撮ったのか是非、子どもたちに聞いてみてください。お昼は山頂から少し降りたところにある広場で摂りました。グループ内でおにぎりの中身についてクイズを出したり、話し合ったりしている様子をよく目にしました。お昼ご飯が終わると、リーダーを追いかけたり、鬼ごっこをしたりとグループを超えて活動していました。下山の時間になりグループごとに出発し、登ってきた道を降りましたが、登山と下山とでは景色が全く違い、生えている植物や生き物など様々な自然と触れ合うことができました。あるグループでは生えている植物から「恐竜がいるかも!」「あそこにティラノサウルスがいる!」など連想して楽しそうに会話しながら下山していました。また違うグループは葉っぱで船を作り、下山してから川に流している様子が見られました。他のグループでもドングリや松ぼっくり、きれいな葉っぱなどをたくさん拾っていました。活動中は安全上、手に物を持たないように話をしていたので、みんなが拾ったものでリーダーのポケットがパンパンになっていました。今月もたくさんの自然と触れ合うと共に、グループのお友だちともたくさんかかわることができ、楽しく活動することができていました。
登山終了後は今月のらっくん賞の発表です。今月のらっくん賞の内容は「グループのお友だちと一緒に元気いっぱい山登りしよう!」というもので、達成できたグループが受賞できます。今月はグループのお友だちと協力しながら元気に登山することができた、おとグループが受賞しました。受賞したおとグループはとても喜んでいました。最後に今月のお誕生日のお友だちをみんなでお祝いし、堂山を後にしました。
後期2回目のプログラムで、初めて会うお友だちやまだ仲良くなれていないお友だちもいたと思いますが、協力する姿も見られ、グループのお友だちと元気に活動することができたプログラムでした。

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