わくわくアクションクラブの11月プログラム報告
わくわくアクションクラブ11月プログラムは、近江富士花緑公園にてミッションハイクを行いました。ファミリーオープンプログラムということで、保護者の皆様やご兄弟にも参加していただき楽しく過ごす事が出来ました。ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。わくわくアクションクラブの雰囲気や普段の子どもたちの様子などを感じていただけたかと思います。
当日はとても気持ちのいい秋晴れの中、紅葉もはじまった公園で秋の自然を感じながらプログラムを進められました。
今月は、「五感を使い、秋の自然に気づこう」「グループ意識を持とう」の2つを目標にしてプログラムを行いました。また、ご家族の方にも「子どもたちのグループの一員になってプログラムを楽しもう」という目標を持ち、プログラムを作りました。
集合して全体でお話をしている時から、いつもとは違う様子の子どもたち。ご家族の方がたくさん参加してくれていたので緊張していたように思います。今回は、近江富士花緑公園のことをよく知っているあくちゅんから、「みんなにもこの公園や秋の自然のことをよく知って欲しいから、公園の中にミッションを用意したよ!たくさんのミッションに挑戦してみてね!」とミッションハイクの説明がありました。グループに1枚ミッションの場所が書かれてある地図を渡された後は、グループでどのミッションからまわるかの作戦会議をしたり、お家の方を含めての自己紹介をしたりしてから早速ミッションを探しに行きました。
「どんぐりを5つ探してみよう」「ヨモギをみつけよう」「落ち葉の音を聞いてみよう」などの自然を感じられるミッションや「松の葉相撲をしてみよう」「グループのみんなでお気に入りの場所で写真を撮ろう」「自然でじゃんけん大会をしよう」などグループのお友だちやお家の方と一緒に挑戦するミッションなど計20個のミッションをグループで力を合わせて探し、挑戦していきます。ミッションを見つけると「あった!」「みんなここにあったよ!」と大きな声でグループの皆に伝える姿がそれぞれのグループで見られました。「木の実で3色の色を見つけよう」というミッションでは、木の実は見つかっても同じような色しかなく困っている姿もありましたが、保護者の方から「この実の色は違うんじゃない?」と教えてもらうことでクリアする姿も見られました。「自然でじゃんけんをしよう」のミッションでは、お家の方も含めたグループ全員でじゃんけんをしたのですが、自分から「一緒にしよう!」と声をかける子もいればお家の方から「しよう」と言ってもらうのを待っている子など子どもたちの様々な姿を見ることができました。あえて漢字でミッションを書いて読んでもらう、という風にして保護者の方にもお手伝いしていただくものもいくつかありました。ミッションを探したり、挑戦したりしている中でも「○○ちゃん、こっちだよ!」とお友だちを呼ぶ姿や「○○しよう」と話しかける姿なども見られ自ら話しかけに行く子もどんどん増えてきました。
振り返りでも「お父さんやお母さんと一緒にどんぐりを探せたのが楽しかった」「裏と表で色の違う葉っぱがあった」「落ち葉の音はパリパリって音!」など、自分の言葉で秋の自然や今日の楽しかったことをリーダーに伝えてくれていました。
最後には、グループごとに何個のミッションをクリアできたかを発表して、あくちゅんに伝えました。そうするとあくちゅんより「たくさんのミッションに挑戦して秋の自然を見つけられた」ということで賞状をもらうことができました。
お家の方が参加してくださったのでいつもとは違う様子もあった子どもたちですが、そんな中でもお友だちの名前を呼んだり話しかけたりするなど少しずつグループとしてみんなと関わりながら過ごす場面も増えてきました。また、プログラムを重ねるごとに、前回よりもたくさんの自然を見つけることができたり、細かい自然の変化に気づくことができたりと自然に対しても様々な視点を持つことができるようになってきたように感じます。これからも季節ごとの様々な自然を見つけ、感じることができるようなプログラムを作っていこうと思っています。