世界YMCA同盟総主事 カルロス サンヴィー氏からのメッセージ(2022年2月25日)

親愛なる世界のYMCAの皆様へ

2022年2月24日、私たちが実現しないことを心から望んでいた武力衝突の始まってしまいました。世界YMCAは、ウクライナへの侵攻という生命と生活の喪失につながる対立に愕然としています。すでに何千人もの人々が自宅からの避難を余儀なくされ、多くの一般市民や幼い子どもたちまでもが戦火に巻き込まれているのを、私たちは目の当たりにしています。

私たちは、国際的な意見の相違があっても戦争が解決策になることはないと強く信じています。
外交的な解決策が見つかること、あるいは武力紛争が一刻も早く終結することを強く願っています。

この数週間、私たちはヨーロッパYMCA同盟とともに、YMCAウクライナとYMCAロシアと連絡を取り合い、どのような支援ができるかを検討しています。2月23日には、私たちは世界YMCAとヨーロッパYMCA同盟が、YMCAウクライナとYMCAロシアに寄り添うという声明を発表しました。 この紛争の影響を受ける可能性のあるYMCAを危険にさらすことのないよう、追って通知があるまで、私たちは公的な声明を発表することはありません。

今後数週間、私たちは状況を見て、必要であればYMCAヨーロッパ、YMCAウクライナYMCAロシアへの支援を提供します。それは、この紛争による難民の発生状況のモニタリングも含まれます。

今、私たちは戦争に反対するすべてのウクライナ人、すべてのロシア人、特にキエフの友人ヴィクトール、モスクワのアレクセイ、そして彼らのチームと強い連帯感をもって立っています。ウクライナの平和と被災地のYMCAスタッフ、ボランティアの皆さんの健康を一緒に祈ってください。

皆様の連帯をお願いします。

世界YMCA同盟総主事 
カルロス サンヴィー

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