川や水辺でのキャンプ実施の注意

 9月3日に東近江市の川原のキャンプ場でキャンプをしていたであろう男女が車ごと川に流され行方不明という事故が発生しました。

 家族などでキャンプをする場所を探すのはなかなか大変です。夏は自然の中で涼しくすがすがしい環境を望むとなれば水辺でのキャンプ場を探します。しかし、水辺でのキャンプには多くのリスクが存在します。

 特に川は雨によって増水したり、そのキャンプ場周辺の雨の量が少なくても上流部の降雨状況によって増水したり鉄砲水となったりすることがあります。川原や中州、砂防ダムの上でのバーベキューやテント泊は非常に危険であると考えるべきです。

 河原や中州が草木で覆われていることで「水は来ない」と思われる方もいるかもしれませんが、雑草は1日で伸び、夏は一週間で背丈近くまで伸びることがあります。草木が生えていることが必ずしも「水に浸からない場所である」とは限らないのです。

 今回はキャンプ場の一角での宿泊であったようです。管理人が危険を知らせに行った時にはもう水が増えてその場所までたどり着けなかったとの事です。管理側の問題も問われることですが、必ずしも有料のキャンプ場であれば安心とは限らないことがわかります。

 川が増水するときはアッという間です。もし就寝後の真っ暗中で天候が変化しても周りの様子がわからない、即判断できて対処できない場合が多いと思います。

・川の周囲でキャンプを行う場合は十分に天気予報を見ておくこと

・川の上流部の支流などの範囲を把握しし、キャンプ地以外にも上流部の天気を確認しておくこと

・避難する際に川を渡らねばならないような場所にテントを張らないこと

・川の周辺では雨が降ってきたたすぐに避難を始めること

キャンプは自然の中での活動です。環境に左右されることはもちろんで、

 管理側からの規制が少ない場所ほど自己管理しなければならないと考えるべきです。

どうぞしっかり安全の準備もしてキャンプを行ってください。

 YMCAが行うアウトドアプログラムにおいて川原や海岸近くでキャンプを行うことはありません。子ども達の集団での迅速な避難は簡単ではないからです。川を利用した水遊びを行う場合も「上流に水量を調整できる発電所などのダムがあるかどうか」「上流の水を集める支流の数や範囲の調査」「国土交通省の定点カメラでの水位の確認」をしたうえで天候を見て判断しています。場合によっては気象台に直接問い合わせを行うなどの作業も怠っていません。

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