アドベンチャー in Natureの10月プログラム

　アドベンチャーin Natureチーム10月プログラムです。新しいグループにかわって、初めての登山プログラムです。今回のプログラムは滋賀の日野町にある、綿向山（わたむきやま）への登山に挑戦しました。山道の歩き方、リュックへの荷物の詰め方、山登りのペース配分などをリーダーと確認して、標高約1,000メートルあまりの頂上への登頂にチャレンジしました。

　「笑って登って楽しんで！」ただ、歩くだけでなく、楽しんで歩いてほしいという投げかけと、まわりの自然やみんなと過ごす時間も楽しんでほしいと考え、指導を行いました。「グループ登山」ペースが速い人、遅い人それぞれですが、グループでペースを合わせて歩いたり、「がんばれ！」といって声がけを行ったりするような雰囲気を作って登山に臨みました。

　登山はバス停から歩き始めて、車道の2kmと山道4kmの往復12kmのコースになります。子どもたちの無理にならないよう、あらかじめポイントを設定しておき、そこに決められた時間までに到着しなかった場合は、折り返すというルールでプログラムをすすめました。当日は青天で少し雲が出てるなという感じの天気でしたが、秋の澄み切った空気の中、登山を行うことができました。頂上やごはんを食べる際は少し肌寒いかな（汗もかいているので）という感じでした。

　バス停にて今月のあいさつと、月ねらいを確認して、今回のプログラム（登山）の説明を行いました。わかりやすくポイントを表示した絵地図（リーダーで作成しました）も全員に配布し、登山の順番やタイムキーパーなどの役割分担をグループで行いました。

　どのグループも楽しんで登山に取り組み、廻りの植物や、近江八幡まで見渡せる景色を楽しみながら登ることが出来ました。グループによってはお友だちの背中を押して、急な坂を登りやすくしてあげたり、声がけによってお友だちを応援する姿が見受けられました。新しいグループにかわったばかりだったのですが、男女の区別なく子どもたちの素直な優しさが随所に見受けられました。

　登山では、3グループのうち2グループが山頂まで登り切ることができましたが、残念ながら1グループはお腹がすいてしまったことと、今回はグループで登山するという目標を達成して登りきったということで7合目までといたしました。