アドベンチャー in Natureの5月プログラム報告

 アドベンチャー in ネイチャーチームの5月プログラムは、滋賀県希望が丘文化公園にてプログラムを実施しました。
 近隣の府県では緊急事態宣言が発令され、滋賀県でも感染者が増えてきています。このことを予想してプログラムを5月からの開始にし、プログラムもオープンエアーの広い場所での活動にしました。現地集合・解散と、保護者の皆様にはお手数をおかけしましたが、今回はこのような形をとってよかったと思っています。今後も様子によって臨機応変に安全を優先して活動してゆくつもりです。これからもご理解ご協力を頂きますようお願いいたします。
 午前中はアウトドアフェスティバルと題して、3チーム合同で全体プログラム(芝生広場において、ミニオリエンテーリングプログラム)を行いました。全体を4つのグループに分け、4つの地点の課題に挑戦して合計得点を競いました。リレー形式の競争、たくさんのパネルを一定時間内にうら返す競争、指示する人とそれに従うグループに分かれ目隠しをしながら指定の図形を作るブラインドスクエアとういうゲーム、一言もしゃべらずにお題の通りに並ぶラインナップというゲームを楽しみました。
 全体プログラムでは、YMCAで活動している意識づくりと学年を超えて話し合ったり助け合うことがねらいでした。どうすれば幼児から小学校高学年までのたて割グループの中で、どの年代の子どもたちも楽しめ、全体でまとまることが出来るかがリーダーのミーティングでも話し合われました。リーダー全員が共通の意識を持って子どもたちと活動を行い、グループや全体に対して積極的に声がけを行うことで、最初は緊張していた子どもたちからも徐々に楽しそうな声があふれ、それぞれのグループの中で、高学年のお兄さんお姉さんがグループを引っ張ったり、元気に課題に挑戦する子どもたちの姿が見られるようになりました。得点差でグループの勝ち負けは出ましたが、それよりもみんなでゲームをやり通した達成感の方が気持ちで上回っていました。
 午後は、アドベンチャー in ネイチャーチームで集まりプログラムを行いました。
 まずは、チーム全員で集まってオリエンテーションを行いました。ディレクターから1年間どんなプログラムを行うかの説明とチームのねらいを発表しました。ニュースでもご案内しましたが、今年度は11月と12月を使って「日本海まで歩こう」というプログラムがチームでの目標となります。そのため「1から1つに・・・野外で生活する技術を1つひとつ学ぶ中、お互いを支え合う仲間の存在に気づき、チーム全体でまとまること」をチームのねらいとしました。これから毎月少しずつ野外で活動する技術を学びながら、みんなで一つになって頑張って行くことを共有しました。
 オリエンテーションのあとはみんなでお弁当を食べ、希望が丘文化公園を使ったフィールドビンゴゲームを行いました。3×3のマス目に課題が設定されており、グループでその課題をクリアして何列揃えることが出来るかというのがゲーム内容です。グループ内で自己紹介したり、協力し合えるような課題が設定されています。1時間という短い時間のプログラムで残念ながらどのグループも全部の課題をクリアすることは出来ませんでしたが、グループ内で楽しく協力してフィールドビンゴゲームを楽しむことができました。
 5月プログラムは、「グループのお友だちの名前を呼んで話せるようになろう」「みんなの顔を名前をおぼえよう」「グループのお友だちとたくさんお話しよう」という狙いのもとでプログラムを実施しました。女の子のグループは、これまで野外活動を続けてきた子どもたちと新しく入会してきた子どもたちが、自己紹介や協力したりする課題の中で次第にグループ意識をつけ始め、グループでまとまって行動できるようになりました。男の子のグループはとても活発に動き回るメンバーと様子を見ることができました。その中でも小学校高学年はお兄さんらしい姿勢をグループの中で出すことができました。これからがとても楽しみです。まだ、全員がみんなの顔と名前を一致させるほどには至りませんでしたが、プログラムを行う中でグループとチーム意識を持ってもらいたいと考えております。
 最後は一日の振り返りを行い、4月と5月のバースデーをみんなでお祝いして5月プログラムを終えることができました。

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