アクティブ・ネイチャー・フレンズチームの5月プログラム報告

 アクティブネイチャーフレンズチームの5月プログラムは、滋賀県希望が丘文化公園にてプログラムを実施しました。

 午前中はアウトドアフェスティバルと題して、3チーム合同で全体プログラム(芝生広場において、ミニオリエンテーリングプログラム)を行いました。全体を4つの縦割りグループに分け、4つの地点で行われる競技に挑戦し、それぞれの競技の合計得点を競いました。リレー、たくさんのパネルを一定時間内に裏返す競技、指示する人とそれに従うグループに分かれ、目隠しをしながら指定の図形を作るという競技、一言もしゃべらずにお題の通り(例えば身長順)に並ぶ競技を行いました。

 全体プログラムでは、「YMCAで活動している意識づくり」と「学年を超えて話し合ったり助け合ったりする」という二つのことを目的としていました。この二つの目標に向かい、リーダー全員が子どもたちそれぞれやグループに対して積極的に働きかけを行いました。その結果、最初は緊張していた子どもたちからも徐々に楽しそうな声があふれてきました。そしてグループのお友達に対して応援する姿を見ることができました。高学年のチームのお友達に助けてもらうことが多かったですが、低学年であっても学年が下のお友達や幼児のお友達に対し助ける、教えるという場面も見ることができました。例えば、話さずに身長順に並ぶ競技では、近くになった幼児のお友達に対し、手招きをして順番を教えるといった場面が見られました。最後はグループごとに得点を発表しました。グループでの勝ち負けは出ましたが、それよりもみんなで競技をやり通した達成感の方が大きく、どの順位であってもやりきったという笑顔があふれていました。

 午後からはアクティブネイチャーフレンズチームのみでのプログラムです。

 5月プログラムでは「グループのお友達やリーダーとたくさん関わる」ということを目標にプログラムを行いました。「春を探しに出かけよう」と題して公園内の限られたエリアにグループごとに出かけ、子どもたちが「春」だと感じたものを見つけます。そして、プログラムの最後に見つけたものをグループごとに発表するというプログラムを行いました。まず、それぞれのグループの中でお友達どうしやリーダーの自己紹介を行いました。グループによっては子どもたちにペアになってもらい自己紹介をお互いに行い、その後グループの他のお友達に対しては他己紹介をするといったことを行っているグループもありました。このようにお友達のことやリーダーのことを知ることで、子どもたちどうしの距離やリーダーとの距離も近くなりました。春探しを行っているときには「あっちに行ってみよう!」「こっちにてんとうむしがいたよ!」など、グループのお友達やリーダーに話しかける姿がたくさん見られました。春探しの終盤には発表に向けての準備をそれぞれのグループごとに行いました。発表では少し緊張した様子ではありましたが、子どもたち思い思いの「春」をみんなの前で発表をすることができました。見つけたものの絵を描いて発表したり、実際に見つけたものをみんなに見せたりして発表をしていました。春探しを通してグループのお友達やリーダーのことを十分に知ることができました。

 最後は4月と5月のお誕生日のお友達をアクティブネイチャーフレンズのみんなでお祝いをし、5月プログラムを終えました。

 今年度初めてのプログラムで緊張している姿も見られましたが、なによりも子どもたちが元気いっぱいに活動する姿がたくさん見ることができたプログラムでした。

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