自然の中でしか、 わからないことがあるんです。

滋賀YMCAでは、カヌーやキャンプ、山登りなど、さまざまな野外活動のプログラムを、小中学生を対象に行っています。子どもをキャンプに連れて行くときのポイントについてポイントを挙げます。

キャンプに行く前に、大切なことは?

私たちは「動機づけ」と呼んでいるのですが、行く前に子どもの気持ちを前向きにすることだと思います。たとえば、お父さんまたはお母さんが子どものころに行って楽しかった場所を目的地に選び、「昔、お父さんもこの川でザリガニをとったよ」と話すなど、「行きたい!」と思えるように話してみてください。

子供が自然に親しむ意義って何?

たとえば、暑ければ木陰に入ったり、虫の大群が飛んできたら風上によける、など、自然の中で遊んでいると、どうすれば快適に過ごせるかを自分で工夫するようになります。こうした問題解決能力は、都会の便利な環境に慣れきっている中では、なかなか養えないのではと思います。

安全面で大事な点は?

管理が行き届いたキャンプ場であっても、自然の中であることに変わりはありません。川の増水など、生命に関わることには気をつける必要があります。キャンプ場の管理人さんに、危険なポイントを確認しましょう。 それから、服装は長袖と帽子を着用して。熱中症対策と、たき火の粉や虫などから肌を守るためです。水分補給もこまめにしましょうね。

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