アドベンチャー in Natureの7月プログラム

 アドベンチャーin Natureチームの7月プログラムは、近江八幡の北之庄・水郷地域にて、「水郷カヌーツーリング」に挑戦しました。6月19日をプログラムの日程として予告していましたが、当日同じ場所で別の団体がカヌーを出すことがわかり、やむを得ずプログラムの日程を7月3日に変更させていただきました。こちらの準備不足で楽しみにしていたプログラムの日程を変更することになり、大変申し訳ありませんでした。変更した7月3日は残年ながら雨模様の天気となってしまいましたが雨にめげることなく元気にカヌーを楽しむことができました。

 集合場所からJRで移動して、近江八幡駅で全員集合しました。乗合バスで移動し、北之庄・水郷地域に向かいました。当日は降ったりやんだりの状況でした。近江兄弟社学園のグラウンドにあるカヌー艇庫で準備をすすめて、雨がやむのを待ち続けました。今回はカヌーで途中にある公園に上陸し、お弁当をグループのみんなで食べる予定です。

 昼過ぎに、小雨になってきて出艇のチャンスと思い、さっそく準備に取りかかりました。艇庫からカヌーを出して、あらかじめ作っていた2人グループでグラウンド前の水郷にカヌーを出しました。つぎに救命道具(ライフジャケット)の着用とパドルの準備を行いました。みんなが素早く行動してくれたので参加者全員のカヌーを短時間で準備することができました。

 準備が出来たのでカヌーの講習を始めました。講習はディレクターの私(たけのこリーダー)と滋賀YMCA総主事の久保田リーダーが応援にかけつけてくれ、インストラクターを担当してくれました。2人は休みの日には遠方の川や海でカヌートリップを楽しむ仲です。講習が始まりました。まず、パドルの持ち方や使い方の基本的な動作を実際のパドルを使って講習し、次に1人艇のカヌーの乗り方や降り方、水上で転けた時の対応などを学びました。

 そしていよいよカヌートリップにでかけます。北之庄・水郷地域は琵琶湖最大の内湖である西の湖を中心に大小の池や沼が水をたたえ、その間にはヨシやヤナギの群落が密生する全国的にも類のない自然度の高い水郷地帯です。この一帯を『水郷めぐり』の和舟が巡航し、観光名所となっています。今回はこの水郷地域の水路を逆時計回りに巡って、もとの場所に戻ることにしました。まずはグラウンド前の広い水場で操船の基本的なトレーニングを行いました。パドル(ダブルパドル)を左右交互に漕いで前進する方法。右や左に転進する方法や停止の方法など、短時間ながらみんな習得することができました。ここまで、操作を間違って湖に落ちた子どもはいませんでした。次にたけのこリーダーの先導で水路を進んでみました。途中雨ながらも観光和船が出ていて、すれ違う場面もありましたが、なんとか回避することができました。水路をすすむと少し大きい場所に出ました。「西の湖園地」という水郷地域内に作られた公園です。本来はここに上陸してお弁当を食べる予定だったのですが、今日は雨模様なので取りやめになりました。水上で休憩をとりながら引き続き水路を進みました。水路内はヨシがうっそうとしていて、まさに水路を探検している雰囲気に浸れることができました。そして、1時間余りのカヌートリップでしたがゴール地点に辿り着くことができました。また、最後まで1人として水上で転けずにカヌーを乗りこなすことができました。すごいですね。カヌーを十分に楽しむことができたと思います。

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